【ブログ紹介】
■大学芋はなんで「大学芋」という名前?「大学」+「芋」=「大学芋」と単純にはいえない。そう考えると、ことばには不思議がいっぱい。「大学芋」をきっかけにことばについて考えるブログです!
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2010年12月27日

言語学と文学の関係を考えるにあたって

多くの大学の「英文科」や「英語英米文学コース」などと呼ばれるところでは、英語の言語学的研究と英語圏の文学研究を守備範囲としている。うちの大学でもそうだ。

しかし、ひとつの学科やコースにまとまっているわりには、言語学と文学の研究方法はかなり異なっており、統一感はあまりない。「昔の名残りでそういう学科編成になっている」と言う人がいるかもしれないが、だとしたら逆に昔はどのように両者が統合されていたかが気になる。

というわけで、言語研究と文学研究がどのように分化していったかを知るために、ここ数日言語研究の歴史について調べている。一般的に、言語学(linguistics)は20世紀になって成立した学問分野だと言われている。この言語学の独立が、言語と文学が別々に論じられるきっかけになったと思うが、それ以前の言語研究がどのようなものだったかを知ることは、言語学と文学の関係について考える上でも、そもそも言語学とは何であるのかを考える上でも参考になる点が多い。

ぼく自身は、言語学と文学が互いのアプローチを知ることは重要だと感じるし、今後言語学をやっていく上で(直接的ではないにしても)文学研究に携わっている人たちの知見を取り入れていきたいと考えている。言語研究の歴史を調べることは、その第一歩になると思う。
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2010年12月03日

共感

初めて会う人や、久しぶりに会う人に自己紹介するとき、大学院で英語の文法を勉強していると言うと、「そんなに勉強するなんてすごいね、おれなんて全然勉強できなかったし」「文法って難しそう」みたいな反応が返ってくる多い。

そんな中で、小学校時代の同窓会にいらっしゃった先生(12年ぶりぐらいにお会いした)の一言は印象的だった。笑顔で「そうなんだ、それじゃあ、今楽しくてしょうがないでしょう」と。

そうなんだ。自分は今、言語学が楽しくてしょうがない。あれはどうなっているんだろう、こういう言い方をするのはなんでかな、と疑問はつきないし、それを考えるのがとてもおもしろい。大学院に行って本当によかったなと思う。

言語学が何だかわからなくても、楽しいという気持ちに共感してもらったのは、うれしかった。なんだか自分を安心させてくれるような一言だった。

人とな話していて、仕事の話だとか趣味の話では、何の話だかわからないとつい自分とは関係のないものだと思いがちだが、話をしている人はどんな気持ちでそれに関わっているのかというのは、細部がわからなくても伝わってくるものがある。そこにその人らしさがあるんだと思う。自分も、相手の話から「相手の存在」を感じ取れるようでありたいなと思う。
ラベル:日記
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2010年07月06日

学会で発表します

6月の後半はなんだか忙しく、授業での発表準備のために1週間で2回も徹夜をした。
大変ではあったけれど、わざわざ寝る間を惜しんでまでやりたいことがあるというのは幸せなことでもあると思った。

そんな感じで過ごしているうちに、学会デビューが決まりました!
先日申し込んでいた某学会の口頭発表についての採用通知がきました。
ほぼ卒論の内容そのままで応募したので、卒論でやったことがある程度は認められたというのは素直にうれしい限り。
卒論でのテーマを今後どう発展させるかというのも、最近の問題だったので、いろいろと内容に関するコメントをもらえるのも楽しみ。
これで勢いをつけて、さらにがんばっていこう!
ラベル:卒論 日記
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2010年06月20日

早稲田の図書館

早稲田大学図書館

今日は見たい文献があったため、早稲田大学の図書館(中央図書館)へ行ってきた。

早稲田の図書館は、とにかく大きい。
面積が広いので、棚と棚の間にも余裕があるし、閲覧席やグループ学習室も多い。
地下には休憩所や勉強用の個室もあるし(これはだれでも使えるのだろうか?)、思わず入り浸ってしまいたいぐらいだ。
ゆったりした気持ちで勉強できるのかなと思うと、うらやましい。
ただし、地下の研究書庫は形が独特なせいか、自分がどこにいるのかよくわからなくなる。
何度も地図で確認しないと目的地に着けない。

あと、面積広いため校舎から少し離れているので、休み時間に気軽に図書館に行くのは難しいのかも。

文庫や新書の表紙カバーもついた状態でなのもよいと思う。
うちの大学だと、よくつかわれるものは表面がボロボロになっているし、やはりちゃんとした表紙が見れないのはさびしい。
また、日曜日も開館しているのは、利用者にはうれしいのでは。

他には明治、青山学院などの図書館に入ったことがあるけど、早稲田の図書館はかなり利用しやすいんじゃないかと思う。
では、コピーしてきた論文、読んでみます。
ラベル:日記
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2010年05月31日

卒業論文集完成

卒論集

うちのゼミでは、メンバーの卒論をひとつにまとめて製本するというのを第一期生からやっている。第二期生であるぼくらもやろうということになり、それがやっと完成した。編集にあたったのは、ぼくと同期のOくんだが、ほとんどぼくがやったと言っていいと思う(笑)。

原稿を持ち寄って論文集をつくるというのは、初めてではない。1回目は大学の授業、二回目はサークルで、今回の卒論集は3回目ということになる。1回目は授業の一環としてのものだが、そのときは大学の出版会の方とも打ち合わせをして、いろいろと出版社ならではの話を聞くことができてよい経験になった。それ以来、本を読むときでもフォントや改行の仕方などにちょっと気になるようになり、自分で文書をつくるときの意識も変わった。

3回目ということで、作業もある程度は慣れてきたかと思ったが、そう簡単にはいかない。ある程度校正したつもりだったが、製本してから見つかったミスもかなりある。今のところ致命的なものは見つけていないが、まだまだあるかもしれない。自分の論文で変なミスがあったのも、ちょっとショックだった。逆に、他の人の論文でこういうミスがなくてよかったなとも思うけど。

というわけで、今回の教訓。
1. 編集は一気に行うこと(編集の途中で間をあけると、どこまで編集したのかわかりづらくなる)
2. 校正はパソコン上だけでなく印刷して紙で確認すること(紙で見て初めて気づくミスが多い)
3. 出来上がったら、他人にも見てもらうこと(まちがっていないだろうというバイアスがかかっているので、自分ではミスを見つけにくい)
当たり前と言えば当たり前なんだけど、意外とどれも実行できなかったりするので、編集でなくても大事な資料をつくるときなどは、意識してみるといいと思います。

ミスの話から入ったけど、全体の出来としてはなかなかいいんじゃないかな。表紙は弟に頼んでオリジナルのものをつくってもらった。弟に表紙を頼むのも3度目だけど、毎回センスのいい表紙をありがとう。ページ番号の入れ方や、各論文に「要旨」を入れたのも、いいアクセントになっていると思う。

編集後記でも書いたのだが、卒論集をつくることの意義の一つは、意図せずにそれを手にとる可能性を生むことにあると思っている。パソコンの中に入れておくだけでは、そのファイルを開かない限り卒論を見ることはないが、このように形あるものとして残しておくことで、将来部屋の整理をしているときに、思いがけず卒論集を目にする機会もあるはずだ。パラパラとめくるだけでも、英語が分からずに投げ出したくなったり、データがうまく集まらずに焦ったり、自分の主張に疑心暗鬼になったり、何かに駆り立てられるようにしてパソコンに文字を打っていったりと、写真だけでは思い出せない記憶がよみがえってくるだろう。大学4年間の集大成として一つのものを作り上げたという証は、単なる回顧を超えて、未来の自分に勇気を与えてくれるようなこともあるかもしれない。

そういう思いも込めながらつくったこの卒論集。第二期生のみんなに気に入ってもらえればうれしい。
ラベル:卒論 日記
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2010年05月13日

少しばかりの上達

大学院の授業のペースにも慣れてきた。
今年取った授業は、教科書が全部英語で、毎回予習が大変だ。
ただ、やっていて思うのは、前よりは英語の文献が読めるようになったな、ということだ。
大学に入ってから、英語の力が上がったと感じることはそれほどなかったので、これは素直にうれしい。
やはり、卒論のためにいろいろと論文を読んで、大学院の入試のために地道に英語の読み書きに励んだからだと思う。

とりあえず、語彙が増えた。
去年の10月から試験に受かる3月まで、知らない語句や不安な語句に出会うたびに辞書を引いてノートに例文を書いていった。
こういう地道なやり方で確実に語彙が増えるというのは、頭でなんとなくわかっていても、大学に入ってからはそれほど英語だけの勉強に時間を割いていなかった自分にとっては、ある意味新鮮ですらあったような気がする。
高校のころの英語の勉強を思い出した。
辞書を引く時間も惜しまなかったし、これだけ語学に時間をかけられたのは、ある意味贅沢だったなと思う。

もちろん、知識が増えたことで英語であるかに関わらず内容を把握しやすくなったという側面もあるが、いずれにせよ、少しばかり上達したんじゃないだろうか。

まだ明日の予習が終わっていないので、続きをやってから寝ることにします。
ラベル:日記
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2010年04月22日

新しい生活

大学院の入学式から2週間。

大学院生としての生活はどう?と聞かれることもあるけれど、なんだかバタバタしていて「大学院生ってこんな感じ」というのはうまくことばにできない。
ぼくの場合、昨年の9月と今年の2月に大学院の試験に落ちているので、一時期は大学院生になれないことも考えていた(もちろん受かるつもりで勉強はしていたけど)。
3月の試験でやっと受かったので、それからまだ一ヶ月半しか経っていない。
目まぐるしい変化があって、なんだか落ち着いていられないが、今大学院生としてこうしていられることには、ただただ幸せを感じている。

大学院生になってのうれしい誤算は、文学系の人と仲良くなったことだ。
ぼくはいわゆる英文科というところにいるのだが、そこには英文学、米文学、英語学(言語学)の3種類の研究会が用意されている。
ただ、文学と言語学は同じ英語を扱っていても、関心も方法論も大きくちがっており、互いの学生が授業でいっしょになることもあまり多いとはいえなかった。
院生になっても授業でいっしょになってはいないが、院生用のスペースで会ったりして、なにかと交流する機会がある。
それがうれしくて、思わず修士1年生用のメーリングリストもつくってしまった。
今後お互いの関心や得意分野の話をしていけるかと思うと楽しみ。

ちなみに、今年は学部設置の英文学の授業にもひとつ出席することにした。
今まで言語学と教職の授業で手が回らなかったが、やっとそういう機会がめぐってきたような気がする。
英詩の授業は初めてだが、とても新鮮だった。
専門家が「自分がおもしろいと思っていること」を話しているのを聞くのは、やっぱりおもしろい。

全体的に、ちょっと欲張った時間割にしてしまったかもしれない。
学会にも応募したいし、自分のキャパシティを広げていく1年にしたい。
ラベル:日記 英文科
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2010年02月01日

祝1周年、祝50回

もう2月。
1月はなんだかんだと忙しくて、あまりブログを更新できなかったのは残念。
それにも関わらず見に来てくださる方々、ありがとうございます。

実は前回はブログをはじめてちょうど1年(と5日)、さらにちょうど50回目の記事という記念すべきものでした。

前回そのことを書かなかったのは、前々回の49回目の記事で次回予告なんてことをしてしまったので、律儀に(?)それを守ってみたからです。

だれが見てくださっているのか直接知ることはできないのですが、アクセス解析で一日に何人ぐらい見に来てくれたのかはわかります。
毎日どこかのだれかが見に来てくださっていると思うと、とてもうれしいです。
ちなみに、知り合いの方は「ブログ見たよ」とか声をかけてくれるともっとうれしいです(笑)。

検索してたどりつく方の数も増えています。
最近では、Yahoo!の検索で「大学芋」と入力すると、検索結果の10個目以内にこのブログが出てくるようになりました(いいのかそれで?)。
実際その検索でここにいらっしゃる方もいます。
そういう方は、たぶん大学芋の作り方とかの情報がほしかったと思うので、よくぞここのブログに足を運んでいただいたなと思います。
大学芋の話はほとんどしてないのに。
興味もっていただけて感謝です。
今度改めて大学芋の話を書きます。たぶんそのうち。

ブログをやっていて思うのは、書くという行為はおもしろいなということです。
頭の中だけで考えているのと、それを文字にするというのはある程度質のちがうことですね。
自分が書いたことばとの出会いも、自分で生み出したはずなのにどこか新鮮なときがあります。
そして、そのことばは明日だったら生まれなかっただろうと思うものがあります。
ことばにも一期一会があるのかも、という話はそういえば前に書いてますね。

それでは、これからも「ことばとの戯れ」を見に来ていただければ幸いです。
ラベル:日記
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2009年12月23日

書き書き卒論、書きくけこ

先週、なんとか卒論を書き上げた。
ゼミの先生に提出。
これから添削していただいて、1月に正式の提出。
先週は本当に卒論しかやっていなかった。
こういうときに限ってバイトも大変。
塾の生徒がお茶の水女子大学を受験するということで、過去問を解いていた。
そのときの問題に使われていたのがDavid Crystal(有名な言語学者)のHow Language Worksという本の一部だった。
以下、抜粋。
Full meaning does not always exist prior to writing; often the process operates in reverse. A typical comment is made by a famous dramatist: "I write to find out what I'm thinking about." Such remarks emphasize the main lesson to be learned from the study of the process of writing: it is not a merely mechanical task, a simple matter of putting speech down on paper. It is truly a creative process, an act of discovery.(pp. 127-128)

卒論を書いている自分にぴったりの内容だった。
書いているうちに考えがよりまとまっていったりするということは、実際にある。
もともと書くつもりでなかったのに、そのときの調子で書いてみた文が意外と大切な役割を果たすことになったり。
自分の生み出すことばも、人と同じように一期一会なのかもしれない。

卒論の合間に読んだ一節だったが、卒論を書いている自分を応援していてくれるような気がした。
このタイミングで出会えたのがうれしかった。

この本では、他にも「書く」という行為は何なのかなどについて書かれているようだ。
春休みにでも、ちゃんと読んでみたい。

参考文献
Crystal, D. 2007. How Language Works. Avery.
ラベル:卒論 日記
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2009年11月29日

より一層の気合を入れて

今回は、最近の心に残った話の紹介。
今身につけた力で、これから40年間働いていくことになるんだ。だから、今しっかり勉強しておきなさい。
― 言語学の教授の話

勉強するためには友だちと遊ぶ時間を減らす必要がある。前にこの話を聞いたときには、それだけ友だちがいることがうらやましく思えたが、来年から働くことになり仕事のための勉強をしたくなった今、それが実感できる。
― 大学の先輩の話

大学時代に本当に必要なのは、知識というよりも知識を得る手段、語学力だ。大学卒業後も常に新しい知識を取り込んでいかなくてはならない。そのときに、外国語の本を一日で読めるか一ヶ月で読めるかで得られる情報の総量は大きく変わる。
― 大学の後輩が美術史の教授から聞いた話

最近、高校のときの同級生と会い彼らの働きぶりを聞いた。
やはり、自分の力でお金を稼ぐというのはすごいことだ。
お金を稼げるようになるまでの充電期間として「今」を見直すと、上記の3つの話も一層身に染みてくる。
ラベル:日記
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2009年11月15日

研究発表会

先週、卒論の内容を発表する研究発表会があった。

ぼくはいわゆる英文科に所属しているが、そこでは毎年卒論の発表会が行われる。
各ゼミから一人ずつ発表する。
英文科のゼミは、英文学系が3つ、米文学系が2つ、英語学・言語学系が2つある。
ぼくが所属するのは言語学のゼミで、そこの代表として発表を行ってきた。
聴衆は英文科の2〜4年生と教授の合計200人。

文学系と言語学系では、お互いにやることがかなりちがうので、文学系のゼミの人にもわかりやすいようにと工夫した。
説明の仕方、ハンドアウト、話し方の3点で次のように気をつけることに。
(最後に挙げた参考文献をもとにした)

■説明の仕方
(1)専門用語を極力使わない。使うときは例を挙げて説明する。
(2)はじめに結論を述べ、道筋をはっきりさせる。

■ハンドアウト
(3)文章にしないで箇条書きにする。
ハンドアウトだけではあえて完全にはわからないようにする。口頭ではハンドアウトを補うような発表をし、聴衆に聞く気を起こさせる。
(4)メモをするための余白を用意する。
口頭で補ったことをメモしてもらい、そのハンドアウトを見直せば内容を思い出せるようにする。
(5)パワーポイントとの役割分担をする。
スライドが切り替わるパワーポイントは要点のみ、じっくり見ることができるハンドアウトには要点以外に例文、図、表を載せる。ぼーっとしていても、パワーポイントをみれば今どこの説明をしているかわかるようにする。

■話し方
(6)疑問文を使う。
疑問文を使うと、人は顔を上げ発表者を見る。口頭発表の場を聴衆と共有する。(パワーポイントは顔を上げてもらう意味もある)
(7)「えーと」、「まあ」と言わない。
多用すると自分の自信もなくなってくる。
(8)完全原稿ではなくメモを用いる。
原稿に頼らず聴衆とアイコンタクトを取る。メモだけでスムーズに、しかも「えーと」などと言わないようにするにはとにかくリハーサルが重要。リハーサルは一人で部屋でやっていたりすると不気味だが、効果抜群だった。

こうした工夫のおかげで、だいぶわかりやすかったのではないかと思う。
そして、発表にはささやかながらギャグも入れた。
英米は文学部の中でもお堅いところなのでギャグもなかなか勇気がいるが、幸い会場の場を和ますことができた。
ギャグを言うというのは内容面をしっかりした上で、はじめて許されることだと思う。
教授陣のなかにはギャグに対して肯定的じゃない方もいるはずだが、内容面でがんばったこともあり、発表はなかなか好評だったようだ。

言語学をやっている人のための発表でなかったので、ところどころ学術的に詰めの甘い説明もあったと思うが、なんとかうまくできてよかった。
こんなに大勢の前で発表する機会はそうそう得られないし、よい経験になった。

参考文献
小林康夫・船曳健夫編. 1994. 『知の技法』 東京大学出版会.
(第III部第3節が口頭発表を扱っている)
佐藤望編. 2006. 『アカデミック・スキルズ』 慶應義塾大学出版会.
(第6章第3節がプレゼンテーションを扱っている)
ラベル:卒論 日記 英文科
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2009年09月04日

月刊『言語』、休刊へ

月刊『言語』という雑誌がある。
全世界で1万ともいわれる各国・各民族の言語。その個別性と普遍性、構造、人間・社会との関わりなど、言語のあらゆる情報を提供する、世界で唯一の月刊誌。
という説明にもあるように、言語について幅広く扱っている。
出版社は大修館書店
本格的な専門書というよりは、言語に興味がある人に最近の研究を紹介するという感じで分野別の文献紹介が取り上げられることもある。

そんな良心的な雑誌である『言語』が、今年の12月号で休刊してしまうそうだ。
ひつじ書房
笠間書院

「裁判ことば」「手話」「方言」など、実にいろんなテーマが取り上げられるので、定期購読をする勇気はなかったし、そんなに頻繁に読んでいたわけではなかったが、
毎月どんな特集が組まれるかはチェックしてパラパラめくっていたし、メルマガ「げんごろう」も楽しみにしていたのに。
(リレー・エッセイ「私が言語学者になったワケ」では、その月に寄稿した人が登場して、言語学に興味をもった意外なきっかけを知ることができるのがおもしろかった)

とにかく残念だ。
研究社の『英語青年』という雑誌もweb版へ移行してしまったし(こちらは文学系の記事も多い。紙媒体の出版をやめたことを最近までしらなかった)、言語学は人気ないのだろうか。
けっこう大きい本屋に行っても言語学のコーナーはなかなかないし、言語学ってマイナーだなとは常日頃から思っていたけど。

クイズ番組で日本語の問題が取り上げられたり英語教育は熱気を帯びているのに、だから言語学!とはならないんだよなあ。

さびしい。。。
ラベル:言語学
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2009年08月31日

8月も終わり

今日で8月も終わり。
今年の8月は英語やドイツ語の勉強したり、言語学の本読んで卒論のこと考えたり、という感じだった。

華やかさはないが、英語やドイツ語を読んで、「この動詞はこんな使い方もあるのか」と気づいたり、言語学の理論から刺激を受けるっていうのは、それだけでささやかな幸せかもしれないと思う。

そういえば、教育実習で英語を教えた生徒で、ぼくのことを「実習生の中で一番おもしろかった」と言ってくれた人がいるそうで、そういうのを聞くととてもうれしい。
9月は高校の文化祭もあるので、また生徒に会えると思うと楽しみだ。

以上、今日はまとまりのない日記でした。
ラベル:日記
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2009年05月04日

春休みの話

4月は1回しか更新できなかった!ちょっとさびしい。

さて、新学期が始まって1ヶ月経ったけど、まずは春休みのことについて書いておこうかと。

この春休みはささやかながら成長できたような気がします。

久々に地道に英語の単語を覚えてみたり、英語の小説読んだりして、
改めて語学の勉強っておもしろいなって思った。
英語がわかるっていうことは素直にうれしい。
塾で英語を教えてみて、なんでこういう表現や文法があるのか考えるきっかけにもなった。
塾の授業のおかげで、レポートのネタになりそうなものもいくつか思いついた。

前から読みたかったMetaphors We Live ByとVerbs and Timesはどちらもとてもおもしろかった。
有名な本・論文なので、入門書などで大まかな内容は知っていたが、本物はやはりちがう。
結論だけでなく、どのようにしてその結論にいたったかを知ることができる。
どのような具体例で、何と対照させながら説明しているのか。論の展開も参考になる。
そして、その理論をはじめてまとめた人というだけあって、冷静な筆致ながらも情熱を感じる。
そういう入門書の解説ではこぼれ落ちてしまう細部が、大事なのかもしれない。
そこから触発されて、あれはどうだ、これはどうだと考えさせるパワーがある。


大学院に行くこと自体にはあまり迷いがなかったけれど
自分の周りには言語学でも、それ以外の分野でも優秀な先輩・後輩がいるので、
そんな中自分がやっていけるのだろうかというのはあった。
(もちろん彼らがかなりの努力をしていることは、よく知っている)

でも、それだったらことばについて考えるのが好きじゃなくなるのかといえば、決してそんなことはない。
それは好きだっていうのとは関係がない。
ちょっとでもことばの研究に携わっていたい。
すぐには大したことはできなくても、とにかく今はその好きをもっと追求していきたい。
それが、語学としての英語の勉強と、言語学の古典的な本・論文を読んで気づいたことだった。
なんだか肩肘張らずに楽しんでやれそうな気がしてきた。

そんな感じで伸び伸びと過ごした春休みでした。
ラベル:日記
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2009年04月04日

教わる

これまで、ブログでたびたびサークルの読書会のレジュメを載せてきた。
自分で選んだ本を読んでまとめて、それを解説するという形で読書会をやった。

読書会で扱う本については、すでにある程度知っている。
知識があるから、紹介する本の内容もよくわかる。
そして、本にある知識や考え方を伝えて共有して、みんなで楽しめればいいと思っていた。
でも、読書会はもっともっとダイナミックな営みだった。

メンバーに本の内容を教えているようでいて、一番学んでいるのは実は自分だった。
まず、レジュメを作成するにあたって、普段の3倍ぐらいの精度で本を読んだと思う。
どこが一番大事な主張にあたるのか。具体例は何を説明するものなのか。
そういったことにより自覚的になって読むことができたように思う。
人に説明しようと思っていなければ、本文の内容を図にまとめたりしていなかったかもしれない。
だから、レジュメをまとめる段階ですでにかなり勉強になった。

また、本を読む前に入門書から知識を得ている分、かえって無批判に物事を受け入れてしまうこともあることに気づいた。
メンバーの関心はバラバラな分、互いにやっていることの前提となる知識も持ち合わせていない。
だからこそ、新鮮な疑問を投げかけてくれる。
ある学問分野では当たり前のようなことも、実際にはそんなに当たり前じゃないのかもしれない。
そのことに自覚的でないと視野が狭くなりそうだ。
いい意味で先入観のないメンバーから、そんなことを教えられたんだと思う。

もちろん、部員から受けた質問は自分なりに考えて、場合によっては本の内容を超えて答えた。
このとき、思いがけずうまく答えられることもあった。
最初からそう考えていたのではなく、説明しているうちに「あぁ、そうか、そういうことか」と自分の言ったことを他人のように聞いているようなこともあった。
潜在的に考えていたことの何かが急に表に引き出された感じだろうか。
わかっていることを答えるのではなくて、答えようとしているうちにわかることもあるのかな。
いきなりの質問に応じる瞬発力も少しばかりついたかもしれない。
これはまだまだだけど。

そんな経験を通して、先輩こそ後輩から学ぶ機会を得るものだと思った。
大学の先生が授業をして学生に教えるのも、先生自身が学ぶことが多いからこそできるのかもしれない。
大学の先生はもっと研究だけやってたほうが楽なんじゃないかと思ったこともあったけど、そう単純なものじゃないみたいだ。
教えているようで教わっている。

今後もどんどん後輩から学んでいこうと思ったダイスケでした。
ラベル:日記
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2009年03月18日

書見台

買っちゃった、書見台!!

本の内容まとめたり、引用したりするときには本を開いた状態でパソコンに向かいたいわけだけど、それがなかなか難しい。
開いた状態でおとなしくしてくれるほど本は優しくない。
地味に集中力を削がれる。

そこで、先日東急ハンズに行ったときに見つけたのでさっそく購入。
書見台っていろんな種類のがあるんですね。
とりあえずあんまりお金もないので一番安いのを。
もしこれで至らないことがあれば、他のやつの購入も検討しよう。
さぁ、これで作業効率アップだ!

現在、徹夜でサークルの読書会のためのレジュメ作成中。
言語学ではとても有名な論文。
内容は簡単ではないけど、超おもしろい!
睡眠時間削っても全然惜しくない(笑)。
やりたかったことやれているなと実感する。
3杯目のコーヒーを飲みながらカタカタ文字を打ってます(^^)
書見台に論文のコピー(わかりづらい 笑)
ラベル:日記
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2009年03月14日

塾でバイトして1ヶ月

前にも書いたとおり、2月から塾のバイトを始めた。

バイト先に塾を選んだのは、お金を稼ぐにしても自分のやりたいことに少しでもつながっていることをしようと思ったからだ。

6月からは教育実習もするので、その前に塾でバイトするのはちょうどいいかと思った。


ただ、塾でバイトすること自体には少し慎重になっていた。
塾は2度目だが、1度目の塾があまり自分には合っていなかったため、どんな塾でもいいとは思わなかった。
今回は前回よりうまくできるかどうか、ちょっと不安だった。


今の塾にはじめて電話したとき、あぁ、ここならなんとかやっていけそうだと思った。
塾長さんが直接電話に出てくださったのだが、この人のもとでなら大丈夫だと思った。
直感でそう思った。不思議なことだけど確信していた。

塾の応募の電話としてはしつこいぐらい質問をしたと思うけれど(使うテキストや、急に普段担当していない生徒を担当することになったときの引継ぎなど)、丁寧に答えていただいた。

一度見に来てくださいといわれ、塾にうかがい直接話をする。
面接というよりは授業の進め方などを話して、よろしくお願いしますという感じだった。
採用テストもなかった(そういう方針なのかも)。
電話の時点でほぼ決まりだったようだ。


とても小さい塾で、生徒の数も少ない。講師の数も少ない。
温かみのあるところだ。
それは塾長さんの人柄によるところが大きいと思う。
(ただ、講師同士の交流は少ない気がする)


塾長さんにはなんだか話をしたくなるような何かがある。
授業が終わった後に、しばらく話をすることもときどきある。
ずいぶんと信頼していただいているようで恐縮だが、うれしいことだ。
塾長さんとはバイトをやめても交流はあるだろう。
ここでバイトできてよかったなと思う。
ラベル:日記
posted by ダイスケ at 03:05| Comment(0) | 日々の出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする