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2017年06月04日

調理表現をコーパスで調べる

「玉ねぎをみじん切りにする」「芋をふかす(蒸かす)」「トマトを湯むきする」など、料理を作る際はその手順に応じて様々な表現が用いられます。それでは、調味料に関する表現はどうでしょうか。私がすぐに思い浮かんだのは「塩をふる」や「こしょうをかける」などでしたが、ほかにはどんな表現を使うでしょうか。

これを調べるためにコーパスというデータベースを使うのが便利です。コーパスとは、様々なジャンルの書籍や雑誌など(話し言葉を録音し書き起こしたものも含む)を電子化し検索できるようにしたもので、これによりたくさんの用例を収集・分析できます。

ためしに「現代日本語書き言葉均衡コーパス」というコーパスで「塩」や「こしょう」といっしょに使われる動詞を検索したところ、「ふる」や「かける」はもちろんですが、「調える(ととのえる)」も多く見つかりました。「調える」単独で見ると変な気がするかもしれませんが、「塩・こしょうで味を調える」のような表現を見ればピンとくるのではないでしょうか。そもそも「調味料」という言葉は「味を調える」と書くことを考えれば納得ですね。

このように、頭で考えてもすぐに思い浮かばない、でも実際にはよく使われているという表現を見つけることができるのがコーパスの利点ですね。ほかにどんな表現が使われているか、今度レシピを見たり料理番組を見たりするときに気にしてみてください。
タグ:日本語
posted by ダイスケ at 02:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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