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2010年08月25日

ドイツ語のおすすめ参考書

8・9月は大学院も夏休み。
夏休みといえば、大学院の入試をやっているところも多いのではないだろうか。
そういう自分も去年の夏休みは受験勉強中だった(受かったのは3月だけど)。

うちの大学院は第二外国語も必要で、英語だけでなくドイツ語もけっこう勉強した。入学してからはなかなか勉強できていないが、ドイツ語学習の情報は少ないと思うので、今回はドイツ語の参考書を紹介します。

ちなみに、これまでに取り上げたドイツ語の本は以下の通り。
『ドイツ語のしくみ』
『ゼロから始めるドイツ語チェックテスト』
『はじめてのドイツ語』


新・独検合格 単語+熟語1800

新・独検合格 単語+熟語1800

  • 作者: 在間 進
  • 出版社/メーカー: 第三書房
  • 発売日: 2010/04
  • メディア: 単行本



ひょっとしたら、実際上は語彙の方が文法規則より重要かなと思うことがあります。文法規則は、語句と語句の関係で、したがって単語の意味がわからなくては、どんな文法関係があるのかも知りようがないからです。(p. 3)
左ページに単語と意味、右ページに例文という見開きの構成。
オーソドックスなドイツ語の単語集だが、意外にこういう普通の単語集が少ない(名詞の項目だけ例文がないのが残念)。単語と意味が載っているだけだったり、旅行の時に使うための単語集はけっこう発売されているんだけど。
独検4・3級用の単語集だが、要するに基礎語彙が載っているということなので、ドイツ語をしっかり勉強したい方で、単語集を探している方はぜひどうぞ。例文を吹き込んだCDもおすすめ。
ぼくが使ったのは2004年に出た版のものだけれど、今年改訂版が出たみたいなので、リンクはこっちを張っておきます。


ドイツ語の小説を読む〈1〉ベル:きまぐれな客たち

ドイツ語の小説を読む〈1〉ベル:きまぐれな客たち

  • 作者: 佐藤 清昭
  • 出版社/メーカー: 三修社
  • 発売日: 2005/02
  • メディア: 単行本



この本は、ドイツ語の初級文法を一通り終え、「さて、次のステップは?」とお考えの方が、手にとってくださることを思って書きました。(p. 3)
ある程度文法も単語も覚えて初級のレベルが終わったときに困るのが、中級のちょうどよい参考書がなかな見つからないことだ(これはドイツ語以外の外国語でもいえるのではないかと思う)。そんなときにこの本はぴったり。ドイツのノーベル文学賞作家ハインリヒ・ベルの短編小説が丸ごとひとつ入っている。
本文は5-10行ごとに文法・語法の解説と訳文がつけられ、それが見開きになっている。解説は丁寧で、文法を学んでいるときには例文が短かったりであまり問題にならないが、実際のリーディングの際には注意すべきこと(接続詞が導く副文や長めの名詞修飾語句の構造など)がよくわかる。
小説の内容そのものもおもしろく、文法・語法もしっかり確認できて、とても好感のもてる参考書。CD付なのも便利(その分ちょっと値が張るけど)。続編の『ドイツ語の小説を読むA』もある。


独文解釈の研究

独文解釈の研究

  • 作者: 阿部 賀隆
  • 出版社/メーカー: 郁文堂
  • 発売日: 2000/01
  • メディア: −



ドイツ語の文を読む際の一つの方向だけは、本書を通じて十分に得られると確信いたします。(p. ii)
見開きで5-10行ほどの独文に対して単語と解説(毎回メインとなる文法事項あり)。それが120回分と練習問題18題でかなりのボリューム。
語彙のレベルも高く、解説も多くないので、すでに初歩的な解説は不要な人向け。出てくる文章の文体も硬いが、だからこそ大学院の入試には向いている。(出典は書いていないが、文章のひとつに「この文の筆者H. Hesseの原著では...」という説明があるので、そういうレベルのもの)
昔ながらの語学参考書で力をつけたいという人には最適。
ラベル:ドイツ語
posted by ダイスケ at 22:38| Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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