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■大学芋はなんで「大学芋」という名前?「大学」+「芋」=「大学芋」と単純にはいえない。そう考えると、ことばには不思議がいっぱい。「大学芋」をきっかけにことばについて考えるブログです!
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2009年03月17日

The Day of the Jackal

"Your name. Clearly you do not want to give us your real name. So what shall we call you?"
The Englishman thought for a moment. "The Jackal," he said. (p. 7)


Forsyth, Frederick. 1999. The day of the jackal. Longman.
英語の勉強の一環として読んだ本。
小説を読むのもいいよと言われて、自分もなんか読んでみようかと思って。


舞台は1963年のフランス。

アルジェリア独立を認めたド・ゴール大統領とそれに反発する軍人のグループ。
ド・ゴール暗殺のため一人の外国人が雇われた。
ジャッカルと名乗るプロの殺し屋は着々と暗殺計画を進める。

その一方で、フランス政府もこの暗殺計画に気づく。
フランスで最も優秀な探偵クロード・レベルがジャッカルを捕まえるべく動き出す。

追うレベルと追われるジャッカル。
果たして、大統領暗殺は阻止されるのか?


そんな感じの内容。
歴史的には大統領暗殺は起こらなかったわけで、この話の結末はそういう意味ではわかってしまうのだけど、そんなことはまったく気にならずに楽しめる。
前半のジャッカルの行動の意味が後半でわかったりするのはなかなかスリリング。


英語の難しさはペンギンのレベル4なのだけど、4ってつまりどれぐらいなのだろう?
小難しい表現はあまり出てこなかったので、趣味で読むにはちょうどよかった。

登場人物や地名が多くて、固有名詞にはちょっと疲れた。
これ、なんだっけ?ってことがよくあった。
日本語でもそれはそうだろうけど。

ある人物なんて、登場したそのページのうちにジャッカルの犠牲者に。
It was the last thing he said. (p. 86)って、あっさりやられすぎでしょ(笑)。


そして、やはり英語の研究をしたいと望むなら英語に触れるのは大事だなと改めて思った(当たり前だけど)。
Just outside Pris, a plane was ready to fly Lebel and Caron to Gap. (p. 64)は、flyを他動詞として使って目的語に飛行機で運ばれる人間がきている。
他にも、... and orders were still coming through for robbing jewellers. (p. 20)では、oderはcome throughと使われている。
なるほどなあと英語の表現も参考になる。
ちなみに、後者はMetaphors We Live By 第2章で出てきた導管メタファーの一例だなとか気づくのも楽しい。


なかなか英語の本を1冊読みきることって少ないかもしれない。
100ページくらいで薄い本だけど、1冊ちゃんと読むとなかなか達成感はある。


映画化されていてDVDも見た。
映画にしては地味すぎるほど淡々と進んでいくのが、緊張感を高める感じでこれで飽きさせないのはすごいなあ。
ジャッカル役の俳優さんがとにかくかっこよかった。

DAY OF JACKAL          PLPR4 (Penguin Readers (Graded Readers)) [ペーパーバック] / Frederick Forsyth (著); Penguin (刊)
DAY OF JACKAL
Penguin Readers


ジャッカルの日 [DVD] / エドワード・フォックス, アラン・バデル, トニー・ブリトン, シリル・キューザック (出演); フレッド・ジンネマン (監督)
ジャッカルの日 [DVD]
posted by ダイスケ at 03:10| Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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