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■大学芋はなんで「大学芋」という名前?「大学」+「芋」=「大学芋」と単純にはいえない。そう考えると、ことばには不思議がいっぱい。「大学芋」をきっかけにことばについて考えるブログです!
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2009年02月21日

ドイツ語のしくみ

Mein Deutsch ist gut!
外国語の勉強はなんといっても心意気が大切ですからね。(p.17)



3年生になり第2外国語の授業が必修でなくなってから、
ほとんどドイツ語の勉強をしていなかった。

リハビリの意味をこめ、ドイツ語をやり直そうと思って手に取ったのがこの本。
清野智明. 2005.『ドイツ語のしくみ』白水社.

白水社の「言葉のしくみ」シリーズのドイツ語版。
この「言葉のしくみ」シリーズ、ドイツ語以外は見てないが、
とても好感がもてそうだ。
「楽しみながら“通読”できる、画期的な語学入門書シリーズの誕生。挫折なんかさせません!」
という宣伝文句は、少なくともドイツ語版はその通りだと思った。

とにかく細かい規則を覚えなきゃという姿勢ではなく、
おおざっぱにこういう特徴があるよと語っていく感じで、重々しくない。
ドイツ語にお決まりの格変化の表も出てこない。
覚えないと次のページに進めないということがまったくない。
かといって説明がいい加減ということはなく、大事な部分は押さえられている。

もちろん着実に語学力をつけるには、いちいち格変化などを覚えなければならないにしても、
そのために先に進めなくなってしまうのはもったいない。
一通りの特徴を見渡すことができる本はないかなと思っていたところだったので、
この本はまさにちょうどいいと思った。
文法項目の網羅性や一覧性は他の本に任せましょう。

中身は2ページで1項目という構成になっており、とても見やすい。
こういうページの区切りと内容の区切りが同じになっていると、
「ここまでやった!」と気持ちがすっきりして記憶の定着にもいいと思うのだけど、
みなさんはどうでしょうか?
こういうのってやる気に意外なほど影響を与える気がする。

CDの構成もいい。
1トラックに例文ひとつ(ある意味贅沢?そのため18分の内容で99トラックもある)。
その1文に対して自然なスピードと、1語ずつ間をおいて発音するのの2回分の音読がある。
聞きやすく、発音の練習をするにもよいと思う。
CDに入っている例文はやみくもに選ばれたのではなく、
これを見れば本書でどんなことをやったか思い返せるようになっていると感じた。
まずこの例文を覚えるだけでもだいぶ効果があるだろう。
CDのサイズが8cmなのが残念。

はじめてドイツ語をやる人にも、もう一度やり直す人にもおすすめできる。
他の外国語をやるときにも、このシリーズから始めてみたい。

ドイツ語のしくみ [単行本] / 清野 智昭 (著); 白水社 (刊)
ドイツ語のしくみ
清野 智昭 (著)
白水社 (刊)
ラベル:ドイツ語
posted by ダイスケ at 22:03| Comment(4) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ドイツ語に触れる機会って日本じゃほんとにないよねー。

もう授業とらないから、一生やらなそう(笑)
Posted by しょー at 2009年02月25日 00:07
ドイツ語に触れる機会って日本じゃほんとにないよねー。

もう授業とらないから、一生やらなそう(笑)
Posted by しょー at 2009年02月25日 00:32
早めにラテン語から派生したフランス語、スペイン語、イタリア語、ルーマニア語あたりに手をつけてこれらを芋づる式に習得してください。
ドイツ語やったのならせっかくだからオランダ語も。
Posted by さいと at 2009年02月25日 01:47
>しょー
まぁ、英語以外は特殊な仕事でもなければ必要とすることはないだろうね。
外国語学習は強烈な動機がないとなかなかできないし。
ドイツ語は試験のためと思ってまた始めたけど、毎日やってたら楽しくなってきた!

>さいとさん
そうですね、まずフランス語はやりたいです!
ことばの研究をするには、やっぱりたくさんの言語の例を見ておくのは大切だなと思います。
ちょっとずつ他の言語も手をつけていきたいです。
教材の手に入りやすさでいうと、ルーマニア語やオランダ語は手をつけにくいかもしれないですね。
Posted by ダイスケ at 2009年02月26日 08:16
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