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2015年04月23日

英語学習の「5分+54年」を目指す

スマートフォンのアプリでできるゲームはたくさんありますが、最近は子供のころにやったゲームの移植版なども見かけます。ドラゴンクエストは特によくやったゲームなので、広告など見ると久しぶりにやりたくなります。以下の動画はスマートフォン版「ドラゴンクエストV」のプロモーション映像です。



ドラクエと言えば、この動画でも流れている「序曲」が有名ですね。ドラクエシリーズを代表する「これぞドラクエ」の音楽ですが、作曲家のすぎやまこういち氏によると、たった5分足らずで思いついたメロディだそうです。

5分で作曲というと、すぎやま氏にとっては簡単な行為のように感じますが、それは表面的な捉え方にすぎないでしょう。すぎやま氏自身はこう語っています。

「序曲」のメロディに関しては出来上がるまでに5分かからなかったかな。
30年前の曲で、今再び人気の「亜麻色の髪の乙女」のメロディは車で運転中に急に浮かんだメロディなのです。それでよく著作権に関して「たった5分で出来た曲にしては、ずいぶん稼げていいね。」と言われるのですが、これは5分ではないのです。ドラゴンクエストの「序曲」を作ったとき、僕は54歳の時です。ですから、「序曲」が出来上がるまでには「5分+54年」と考えてください。つまり、僕の54年間の人生が無ければ、あの「序曲」は出来なかったわけです。
すぎやまこういち氏のウェブサイトから)

「5分+54年」という表現に重みがありますね。それまですぎやま氏が作曲家として活動してきた背景、そして今まで経験してきたことのすべてがあってこその5分であることがわかります。

これは、人生のあらゆるところで当てはまることかもしれません。英語など、外国語の勉強でもそうですね。今読んでいる英語の本がわかるかどうか、英語で会話して相手の言うことが聞き取れて、それに応じた返事ができるかなど、それまでに触れてきた英語、それまでにやってきた英語学習で得たことのすべてが問われていると言えます。

これは、英語を読むのに苦労したり、うまく言いたいことが表現できなかったときに、なんで今までもっと真剣に英語の勉強をしてこなかったんだろうという気持ちにもつながりますが、一方で、今後も積み重ねていけばいつかもっと読める、もっと話せるようになる、という希望にもなります。自分の周りには英語がよくできる人が何人もいますが、その人たちがそれまでに英語に接してきた背景を感じつつ、自分も英語学習の「5分+54年」を目指してがんばっていきたいと思います。

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posted by ダイスケ at 19:39| Comment(0) | 学習・教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする