【ブログ紹介】
■大学芋はなんで「大学芋」という名前?「大学」+「芋」=「大学芋」と単純にはいえない。そう考えると、ことばには不思議がいっぱい。「大学芋」をきっかけにことばについて考えるブログです!
■はじめての方はこちらへ

2011年01月21日

ブラウジング

英語のbrowseという動詞は、特定の目的をもたずに店の商品をぶらぶら見て歩いたり、本を拾い読みしたりすることをいう。何かいいものあるといいな、という感じだ。最近ではインターネットで情報を検索するようなときにも使う(browserはインターネットの情報に目を通すためのソフト)。

ただ、実際の商品や本を見て回るアナログのブラウジングと、パソコン上でのデジタルのブラウジングは、同じbrowseを使うにしてもずいぶんとちがう。デジタルのブラウジングは、何かキーワードを入れることで、そのキーワードが含まれている情報だけを効率よく集めることができる(その中からどれを選ぶかというのはあるが)。

それに対して、アナログのブラウジングはとりあえずお店に行ったり、本のページを開けばできる。目当てのキーワードが含まれているものだけを集めるのには向かないが、自分が探そうと思っていなかったけどおもしろそうというものに出会う可能性がある。

最近は、何か論文を探していても、図書館に行かずにインターネット上で手に入ることが多い(電子ジャーナルや著者が自分で公開していたりして)。PDFの形で論文が手に入るのはありがたいが、一方で、近道をしすぎているような気もする。もし図書館で実際に論文を含む雑誌や本を手に取っていれば、その目次から他にも気になる論文を見つけたり、隣に置いてあった別の本もついでに見てみようと思ったりする。そして、案外そうして見つけたものが目当ての論文よりおもしろかったりすることもある。

先日『英語青年』という雑誌の論文をコピーしに行ったのだが、探していた論文以外にも読みたくなるものがいくつかあって、まとめてコピーしてくるということがあった。PDFで手に入れたら、他の論文の存在すら知らないままだったかもしれない。キーワードの検索は便利だが、キーワードの範囲外は調べられないし、そもそもキーワードを知らないものに関しては検索ができない。ついデジタルの検索で満足してしまいがちだが、アナログのブラウジングでしかできないこともある。もっと本屋や図書館に足を運ぼうと思った。
タグ:日記
posted by ダイスケ at 02:49| Comment(0) | 日々の出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月20日

ブログ開設2周年を迎えて

もうすでに半月以上経ってますが、2011年になりました。みなさん、いかがお過ごしですか?

去年の今ごろは、卒論もあって、大学院の試験も控えていて、4月からどうなるか全くわからないという、なかなか際どいスタートでしたが、その後なんとか大学院にも合格し、結果的には充実した一年を過ごすことができました。

この一年で、ことばについて考えるのがさらに好きになりました。ますますことばにまつわるアイデアが浮かんでくるようになったなと思います。会話やテレビで耳にするちょっとしたことばづかいから英語の構文研究のきっかけまで。

ことばについて考えれば考えるほど、まだまだわからないことだらけだったり、分析のための知識や技術が不足していてなかなか前に進めなかったりということに気づいて、途方に暮れてしまうこともあります。ただし、だからといって、ことばの魅力がなくなるということはなくて、やっぱりおもしろいものはおもしろい。そして、わからないことがたくさんあるというのは、見方を変えれば、いつまでも考えることを楽しみ続けられるということでもある。今後の課題も多いけれど、まずは日々感じることばの不思議をひとつひとつ大切にしていけたらなと思います。

ブログを始めたのが2009年の1月25日なので、もうすぐ2年になります。そして、今回がだいたい80回目の記事です(一部過去の記事を修正していたりするので、若干数がずれますが)。今後も、このブログを通して、ことばのおもしろさをみなさんと共有できればうれしいです。
タグ:日記
posted by ダイスケ at 02:06| Comment(0) | 日々の出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする