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2010年05月31日

卒業論文集完成

卒論集

うちのゼミでは、メンバーの卒論をひとつにまとめて製本するというのを第一期生からやっている。第二期生であるぼくらもやろうということになり、それがやっと完成した。編集にあたったのは、ぼくと同期のOくんだが、ほとんどぼくがやったと言っていいと思う(笑)。

原稿を持ち寄って論文集をつくるというのは、初めてではない。1回目は大学の授業、二回目はサークルで、今回の卒論集は3回目ということになる。1回目は授業の一環としてのものだが、そのときは大学の出版会の方とも打ち合わせをして、いろいろと出版社ならではの話を聞くことができてよい経験になった。それ以来、本を読むときでもフォントや改行の仕方などにちょっと気になるようになり、自分で文書をつくるときの意識も変わった。

3回目ということで、作業もある程度は慣れてきたかと思ったが、そう簡単にはいかない。ある程度校正したつもりだったが、製本してから見つかったミスもかなりある。今のところ致命的なものは見つけていないが、まだまだあるかもしれない。自分の論文で変なミスがあったのも、ちょっとショックだった。逆に、他の人の論文でこういうミスがなくてよかったなとも思うけど。

というわけで、今回の教訓。
1. 編集は一気に行うこと(編集の途中で間をあけると、どこまで編集したのかわかりづらくなる)
2. 校正はパソコン上だけでなく印刷して紙で確認すること(紙で見て初めて気づくミスが多い)
3. 出来上がったら、他人にも見てもらうこと(まちがっていないだろうというバイアスがかかっているので、自分ではミスを見つけにくい)
当たり前と言えば当たり前なんだけど、意外とどれも実行できなかったりするので、編集でなくても大事な資料をつくるときなどは、意識してみるといいと思います。

ミスの話から入ったけど、全体の出来としてはなかなかいいんじゃないかな。表紙は弟に頼んでオリジナルのものをつくってもらった。弟に表紙を頼むのも3度目だけど、毎回センスのいい表紙をありがとう。ページ番号の入れ方や、各論文に「要旨」を入れたのも、いいアクセントになっていると思う。

編集後記でも書いたのだが、卒論集をつくることの意義の一つは、意図せずにそれを手にとる可能性を生むことにあると思っている。パソコンの中に入れておくだけでは、そのファイルを開かない限り卒論を見ることはないが、このように形あるものとして残しておくことで、将来部屋の整理をしているときに、思いがけず卒論集を目にする機会もあるはずだ。パラパラとめくるだけでも、英語が分からずに投げ出したくなったり、データがうまく集まらずに焦ったり、自分の主張に疑心暗鬼になったり、何かに駆り立てられるようにしてパソコンに文字を打っていったりと、写真だけでは思い出せない記憶がよみがえってくるだろう。大学4年間の集大成として一つのものを作り上げたという証は、単なる回顧を超えて、未来の自分に勇気を与えてくれるようなこともあるかもしれない。

そういう思いも込めながらつくったこの卒論集。第二期生のみんなに気に入ってもらえればうれしい。
ラベル:卒論 日記
posted by ダイスケ at 03:26| Comment(0) | 日々の出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする