【ブログ紹介】
■大学芋はなんで「大学芋」という名前?「大学」+「芋」=「大学芋」と単純にはいえない。そう考えると、ことばには不思議がいっぱい。「大学芋」をきっかけにことばについて考えるブログです!
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2009年01月25日

大学芋はおいしい!2

前回の記事:大学芋はおいしい!1

前回はブログのタイトルの由来として大学芋がおいしいっていうのと、「大学芋」という名前がおもしろいってところまでみた。

ウィキペディアで「大学芋」を見てみると、大学生が好んで食べたとか、大学生が作って売ったという説が紹介されている。

なるほど。たしかに「大学芋」には「大学」と「芋」が関わっていたわけだ。
でも、仮に大学生が好んで食べた芋のお菓子だとしても、その意味は単に「大学」+「芋」では説明しきれない。

たまたま「大学芋」が極端なケースなだけだという印象をもつかもしれない。
しかし、そういう例は案外たくさんある。

たとえば、「時計」がつくことば。
「目覚まし時計」は「目を覚ます」ための「時計」。
「砂時計」は「砂」によって時間を計る「時計」。
「鳩時計」は「鳩」が小窓から出てくる「時計」。
どれをとっても、単純にふたつのことばの組み合わせ以上の意味をもっている。

語を組み合わせることによってできる新たな語を複合語という。
「大学芋」も複合語だが、複合語はその意味を推測するのがいつも簡単とは限らないのだ。
複合語は理解するのが簡単でないはずだけど、それを難なく使いこなしているというのも、考えてみるとおもしろい。
そして、手持ちの語を使って、(原理的には)あらゆる意味の結合の可能性を生み出すのだから、とても創造的な営みであるともいえる。

私たちは普段ことばを自由に使っている。
そのため、ことばはあまりにも当たり前の存在になっていて、改めて考え直す機会は少ない。
しかし、ことばは、当たり前の仕組みで成り立っているとは限らないのだ。
そんなことを気づかせてくれる「大学芋」は、食べても考えてもおいしい(でしょ?笑)

というわけで、「大学芋」をきっかけにことばについて考えよう、という思いでブログのタイトルをつけた。
でも、おまけの理由がもう一つ。
実はブログを始めるのはこれが2回目。
1回目はもっとかっこいいタイトル(と自分では思った)でやってみたが、ブログの内容がタイトルに負けているような気がして自滅。
今回はもっと見栄を張らなくてすむようなタイトルでやろう、自分みたいな芋学生にはこれぐらいがちょうどいいかなと思って。

今回は肩肘張らずに、気ままに続けていこうと思うのでよろしくお願いします。

あっ!「腕時計」って「腕」といってるわりには、「手首」につける「時計」だ、と今気づいた。
やっぱり、ことばについて考えるのはおもしろい!
posted by ダイスケ at 04:47| Comment(0) | ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大学芋はおいしい!1

このブログのタイトルは「大学芋」
でも大学芋の作り方を紹介するわけではない。
じゃあなぜ?という声も聞こえてきそうだ。
というか、聞いてくれるとうれしいです。

ひとつは、大学芋っておいしいよね、
という何の変哲もないただの感想。
いや、大事なのはこの先だから。読むのやめないで。

もうひとつは、名前のおもしろさ。
そもそも「大学芋」って、なんだ?
サツマイモを油で揚げて甘いたれをかけた食べ物なのになぜ?
大学芋を見つめていてもさっぱりわからない。

言われてみれば変だな、と思うかもしれない。
でも、ことばって案外変なことであふれている。
そんなことばの不思議を考えるのはとっても楽しい。

このブログは、そんな楽しさをだれかと共有できたらと思って始めました。
「大学芋」がそれのいいきっかけになるかもしれないなあと。
そういうわけで、次回はもう少し大学芋にこだわりつつ
ブログのタイトルの由来も話していきます。

ことばについて思いをめぐらすのが好きなので、
話題はそういうものが中心になると思います。
ついでに普段ぼーっと感じたことなんかも書いみたいです。

ちなみに、このブログを読む人は直接のお知り合いが多いかと思いますが、
会ったときに「そんなこと考えてたんだ、おもしろいね」とか言っていただけると、とても喜ぶと思います(笑)。

続編:大学芋はおいしい!2
ラベル:日本語 複合語
posted by ダイスケ at 02:12| Comment(0) | ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする