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■大学芋はなんで「大学芋」という名前?「大学」+「芋」=「大学芋」と単純にはいえない。そう考えると、ことばには不思議がいっぱい。「大学芋」をきっかけにことばについて考えるブログです!
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2018年08月28日

「漏れる」とleak、「流れる」とflowに見る日英語のずれ

「漏れる」という言葉を使って文を作るとしたら、どんなものが思い浮かぶだろうか。たとえば、「パイプから少し水が漏れている」「ヒーターからガスが漏れる」などの文が作ることができるだろう。ここからわかる「漏れる」の特徴は「〜が」の部分(主語)に液体や気体などが、「〜から」の部分に容器などが用いられるということだ。

英語ではどうだろう。「漏れる」を意味する英語としてleakがある。日本語の「パイプから少し水が漏れている」にあたる表現はSome water is leaking from the pipe.となり、主語に液体がきている点が日本語と同じである。実は、英語では容器を主語にしてThe pipe is leaking.と言うこともできる(この文では漏れ出る液体が何かは表現されていない)。つまり、容器も主語にすることができる。日本語では容器を主語にして「パイプが漏れている」はちょっと言いづらいのではないだろうか。

では、The roof leaked.はどんな意味になるだろうか。roof(屋根)がせき止める液体と言えば、雨水。そう、The roof leaked.は「屋根が雨漏りした」という意味だ。

このように、日本語と英語で基本的な意味が対応しているように見えることばでも、よく観察するとずれが見つかるものがある。似たようなずれがあるものが、池上嘉彦著『〈英文法〉を考える』(ちくま学芸文庫、1995年、p. 54)で紹介されている。「流れる」とflowだ。日本語の「流れる」なら「水が流れる」(主語が液体)という言い方もあり、「桃が流れる」(主語が固体)とも言える。しかし、英語のflowの場合、Water flows.のように液体は主語になるが、固体は主語にならない。

「桃が流れる」にflowが使えないと「どんぶらこ、どんぶらこと桃が流れてきました」と言えなくて困るじゃないかと思うかもしれない(英語で桃太郎を説明する機会はなかなかないかもしれないが)。そんなときは、「桃が流れる」がそもそもどんなことを表しているのか考える必要があるだろう。「桃が流れる」というのは、桃が川に浮いて移動していることだと思いつけば、「浮く」にあたる英単語はないかといったことを思い浮かぶヒントになるだろう。この場合は、「浮く」を表すfloatを使えば英語にできる。『〈英文法〉を考える』では、A peach came floating down the river.という言い方が紹介されている。

最初に見た「漏れる」とleakの場合は、日本語のほうが主語にくるものの種類が限られていたのに、「流れる」とflowだと英語のほうが主語の範囲が狭い。日英語にずれがあるといっても、ずれ方にもいろいろあっておもしろいなと思う。

こうやって日本語と英語のずれを学ぶと、ある表現がそもそもどんなことを表しているのかを考えることになり、結果的に日本語の表現自体を見直す機会にもなる。同じことでも「桃が流れてきた」「桃が浮かんできた」「川で桃を見つけた」などいろいろな表現で言える可能性があることに気づくと、日本語で文章を書く力もついていくだろう。母語について考えるきっかけになるというのも、外国語学習の重要な一面だと思う。このことを考える上で、『〈英文法〉を考える』には勉強になる点が多い。最後に『〈英文法〉を考える』から次の一節を紹介したい。

学問的な研究から考え方の枠組として提供されるものは、もちろん助けにはなるであろうし、またそうでなければならない。しかし、一番大切なことは専門的な知識を知識として身につけるということではなくて、自らの言語感覚のレベルでそれを経験的に体得するということであろう。この意味で、英語について考える場合にも、われわれが母国語として使いこなしている日本語の場合と関連づけて検討して見るという習慣がぜひ必要である。(p. 292)

「英文法」を考える―「文法」と「コミュニケーション」の間 (ちくま学芸文庫)
池上嘉彦
『〈英文法〉を考える:「文法」と「コミュニケーション」の間』
ちくま学芸文庫


【おまけ】
コウビルド英英辞典(COBUID)でleakを引くと、If a container leaks, there is a hole or crack in it which lets a substance such as liquid or gas escape.とあって、容器が主語にくるのが明確にわかっていいと思う。このように、わかったつもりの語でも英英辞典を見ると新たな発見があっておもしろい(上記の記述はlet ... escapeのような表現を覚える機会にもなっていいなと思う)。英和辞典でも主語が容器であることが書かれていたりするのだが、「漏れる」という訳語を確認したらそれ以上見ないという場合も多いと思うので、英英辞典のほうがそういったことに気づきやすいかもしれない。

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英英辞典が効果を発揮するとき
日本語の「髪」と「髪の毛」、英語のhair
posted by ダイスケ at 08:48| Comment(0) | ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月09日

英英辞典が効果を発揮するとき

以前の記事にも書いたが、辞書は英語学習の必須道具のひとつなのに、あまり辞書の説明などを聞く機会はない。今回は英英辞典の話をしてみようと思う。英語学習が進めば、英和辞典ではなく英英辞典を使ったほうがよい、という話を聞くことがあるが、実際はそんなに単純な話ではないように思う。

英英辞典は大きく2種類に分けることができる。ひとつは英語を母語とする人の使用を想定した、〈説明が短く簡潔で、説明に使われている語彙レベルが高い〉もの。もうひとつは外国語として英語を勉強する人向けの、〈平易な単語で丁寧に説明されている〉もので、学習英英辞典などと呼ばれることもある。

英英辞典が効果を発揮する場面のひとつは、英語を話したり書いたりという発信力を高めるために使うときだろう。たとえば、polluteという語を英和辞典で引くと「汚染する」と書いてある。英英辞典ではmake air , water, or land dirty(空気、水、土壌を汚い状態にする)のような説明が載っており、中学生が習うような英語が含まれている(実際にはもう少し説明が加わっているが)。polluteのようにある程度語彙のレベルが高いものも、このように簡潔に表現できることを知れば、その語の理解が深まる。まだ慣れていない語の場合、会話中にうっかりど忘れしたら慌ててしまうが、英英辞典で自分の知っている範囲で言い換えられた表現を見ておけば、その場を乗り切ることができるだろう。また、make air cleanのように定義に出てきた表現を応用した言い方も思いつきやすくなる。辞書といえば、わからない言葉が出てきたときに引くものだと思いがちだが、英英辞典の場合は、すでにある程度知っている単語を引いてみることで得られるものが多いと言える。

一方、ある単語の意味を全く知らなければ、まずは英和辞典を引くのが近道だ。たとえば、syringeという語について、英英辞典では「針を刺して体内に液体の薬を入れたり血を少量抜き取るための道具」のような説明が英語で書いてあるが、この場合は英和辞典で「注射器」という説明を見たほうがよくわかる。

したがって、ある程度英語学習が進んだ場合でも英英辞典だけではなく、英和辞典とうまく使い分けるのがベストということになる。

学習英英辞典もたくさんの種類が出ていて、Longman Dictionary of Contemporary EnglishOxford Advanced Learner’s Dictionaryなどが、説明がわかりやすいなと思っていて、個人的にはよく使っている。最近は、ウェブ上でもそれらの辞書が使えるし、スマートフォンのアプリ版も出ているので、自分にあった辞書、アクセス方法を探してみるのも楽しいと思う。

Longman Dictionary of Contemporary English (6E) Paperback & Online (LDOCE) -
Longman Dictionary of Contemporary English

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大学生になったら『リーダーズ英和辞典』?
posted by ダイスケ at 20:45| Comment(0) | 学習・教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月24日

大学生になったら『リーダーズ英和辞典』?

外国語を勉強するにあたって、辞書は必須道具の1つだと言える。辞書の数が少ない、あるいは辞書がまだ作られていない言語もある一方、英語には日本で出版されているものに限ってもかなりの種類があり、英語の辞書の充実ぶりはすごいことなのに、あまり辞書の選び方や使い方などの話を聞く機会は案外ないように思う。

大学生に目を向けてみると、大学生が触れる辞書についての情報の1つが大学生協の電子辞書の案内なのではないかと思う。個人的に気になっているのは、大学生になったら「リーダーズ英和辞典」のような収録語数の多い辞書が必要だ、という宣伝を目にすることだ。たとえば、次のようなものが見つかる(年度が変わるとリンクが切れてしまいそうだが)。

電子辞書のご案内(慶應義塾入学者・受験生応援サイト)
「語数を考えればリーダーズ英和辞典や研究社の英和・和英活用大辞典、プログレッシヴ英和・和英辞典など大学生には良いと思います。」
「私は大学入学当時、電子辞書は今まで使っていたものを使えばいいと思っていました。しかし、今までの中学・高校モデルでは大学の授業に対応できず買い替えを決意しました。そこで購入したのが大学生協モデルです。生協モデルはとにかく安いです。英語重視モデルなので、大学で必要とされる、リーダーズ(英和)やロングマン(英英)が入っていることはもちろんのこと、TOEICの学習に最適なコンテンツも多数入っています。」

電子辞書のご案内(早大生のための新入生応援サイト2017)
「早大先生推奨、リーダーズやリーダーズプラスを収録」

大学生のための電子辞書(金沢大学生活協同組合)
「一方、大学生向けの電子辞書は、英和大辞典と呼ばれる更に詳細な辞書や、『リーダーズ英和辞典』に代表される収録語数の多い辞書、そして各種の英英辞典が充実しています。論文を読む、英文エッセイやレポートを書く、英語で調べ物をするといった大学生に必要とされる局面で強力な武器になります。 辞書は、あなた自身の英語学習の段階によって変わるものです。英語を「学ぶ」から「使いこなす」段階へ。電子辞書も持ち替えましょう。」


高校生の英語学習でも推奨されることがある『ジーニアス英和辞典』(このクラスの辞書は「学習英和辞典」とも呼ばれる)は約10万語規模で、『リーダーズ英和辞典』は28万語規模。大学生協の広告を見ると、『ジーニアス』のような辞書は高校までで、大学生になったら『リーダーズ』のように収録語数の多い辞書を使わなければいけないのかと思う人もいると思う。

そういう印象を与えるとしたら、上記の広告は罪作りだなと思う。実際のところ、『ジーニアス』あるいはそれと同規模の学習英和辞典があれば、TOEICや英検1級レベルの語も対応できることが多く、普段の学習にはこのクラスの辞書は十分に力を発揮する。しかも、な学習英和辞典は、語法・文法などの充実していて、日本人が間違えやすい箇所も示していてくれたりするなど、『リーダーズ』などより収録語数が少ない分、丁寧なつくりになっていることもあり、大学生や社会人も大いに活用する価値がある。もちろん、学術用語や特定分野の専門用語などは『リーダーズ』が役に立つ場面もある。そのへんは場面に応じて使い分ける必要があるだろう。

個人的には、大学で英語を勉強する際、『リーダーズ』のような大規模な辞典を使えるようにしておくのは大事なことだと思うけれども、収録語数に注意が向くことで、学習英和辞典の過少評価につながるとしたら残念だと思う。英語教育に携わる人が、バランスのとれた辞書の情報発信をしていくことが大事なのかもしれない。
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2017年08月23日

2017年夏の近況

けっこう長いこと、月に1回ブログを更新するようにしていたんですが、去年の夏からはできるときにするぐらいの感じになってしまいました。のんびりやれるときにやるぐらいでもいいかなとは思っています。

最近、英語を教えたり、英語を訳したりといった仕事をしていますが、そうやって出会う英語の中には、文学だったり医学だったりと様々なテーマのものがあり、自分自身としても非常に勉強になっていますし、内容もおもしろいものがあるので、仕事としていい英文に触れることができるというのは、ありがたいことですね。年内、あるいは年始ごろには、仕事の成果を一つ出すことができると思うので、いずれこのブログにも関連する情報など書くことができれば。
ラベル:日記
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2017年06月04日

調理表現をコーパスで調べる

「玉ねぎをみじん切りにする」「芋をふかす(蒸かす)」「トマトを湯むきする」など、料理を作る際はその手順に応じて様々な表現が用いられます。それでは、調味料に関する表現はどうでしょうか。私がすぐに思い浮かんだのは「塩をふる」や「こしょうをかける」などでしたが、ほかにはどんな表現を使うでしょうか。

これを調べるためにコーパスというデータベースを使うのが便利です。コーパスとは、様々なジャンルの書籍や雑誌など(話し言葉を録音し書き起こしたものも含む)を電子化し検索できるようにしたもので、これによりたくさんの用例を収集・分析できます。

ためしに「現代日本語書き言葉均衡コーパス」というコーパスで「塩」や「こしょう」といっしょに使われる動詞を検索したところ、「ふる」や「かける」はもちろんですが、「調える(ととのえる)」も多く見つかりました。「調える」単独で見ると変な気がするかもしれませんが、「塩・こしょうで味を調える」のような表現を見ればピンとくるのではないでしょうか。そもそも「調味料」という言葉は「味を調える」と書くことを考えれば納得ですね。

このように、頭で考えてもすぐに思い浮かばない、でも実際にはよく使われているという表現を見つけることができるのがコーパスの利点ですね。ほかにどんな表現が使われているか、今度レシピを見たり料理番組を見たりするときに気にしてみてください。

追記
上記の内容で論文を書きました。こちらからダウンロードできます。
野中大輔. 2017. 調味料をかけることを表す日本語の動詞と場所格交替: 現代日本語書き言葉均衡コーパスを用いて. 『東京大学言語学論集』38, 177-195.
ラベル:日本語
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2017年02月14日

複合動詞と「照る」

「光る」と「輝く」を組み合わせると「光り輝く」という表現ができる。このような「動詞+動詞」の表現は、言語学では複合動詞と呼ばれている。「投げ入れる、飛び越える」など、日本語では複合動詞を使う機会が多い。

ここで、「照り〜」という複合動詞について考えてみよう。「照りつける」「照り返す」「照り注ぐ」などの表現がある。「照り〜」という表現は問題なく見つかる一方、「照る」を単独の動詞として使う機会はあまりない。「太陽が照りつける」とは言っても、「太陽が照る」などとは普通言わない。どうやら「照る」の使用範囲はほとんど複合動詞に限られているようだ。以前「変哲」が「何の変哲もない」というフレーズでしか使わず、「変哲」単独の意味も説明しづらいという話をしたことがあるが、「照る」自体の意味はわかるのに、「照り〜」の形でなければ使われることが実質的にないとすると、言葉の組み合わせは意外と不自由で、おもしろいなと思う。

ちなみに、「照り〜」の表現のうち、一番使われているのは「照り焼き」かもしれない。「照り焼く」とは言わないので、先に挙げた複合動詞の一種とは分類されないだろうが、「照り焼き」という形で定着しているということ自体もおもしろいなと思う。最近は海外でも「照り焼き味」は人気のようで、“teriyaki recipe”などと検索すればたくさんのウェブサイトがヒットする。もともとは食材の表面にツヤ、つまり「照り」ができるような焼き方という意味で、そのこと自体は日本人ですら普段は意識しないが、海外ではなおさらだろう。日本に入ってきた外国の調理法もその名前を知って驚くというのがきっとあるんだろうなと思った。

関連記事
「何の変哲もない」の「変哲」って?
ラベル:日本語
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2017年01月30日

文法・語法の小窓1:cutの使い方

以下の二つの英文を日本語に直すと、どうなるでしょうか。

(1) I cut my finger on the broken glass.

(2) The cut on his hand goes very deep.


*****


cutは日本語でいうと「切る」という意味ですが、「(意図的に)切る」場合だけでなく、「(うっかり)切り傷をつくる」という場合にも用います。(1) は後者の意味で用いられると考えるのがいいでしょう。日本語でも「昨日夕飯を作っているときに指を切ってしまった」と言えば、「切る」が「切り傷をつくる」という意味で使われていることからわかるように、その二つの用法がありますね。そのため、(1) を訳す場合にはあまり気にしなくてもいいかもしれません。ただ、実際に英語を使う際にパッと口から出てくるようにするためにも、cutに「切り傷をつくる」という意味があること自体を覚えておくのは大事なことだと思います。

なお、I cut myselfやI cut my fingerのcutを「意図的に切る」という意味で取ることも可能ではあります(実際には迷うような文脈はあまりないかもしれませんが)。ただし、目的語が再帰代名詞か身体部位名詞の場合は「切り傷をつくる」という意味で用いられていることが多いと言ってよいでしょう。ただし、次の例のように意図的に切るのが自然な解釈の場合もあります。

(3) John cut his nails with nail-clippers.

次に、(2) を見てみましょう。このcutは動詞ではなく名詞です。この場合は「切り傷」という意味で用いられています。つまり、cutは「切る傷をつくる」という動詞として用いる場合 (1) と、結果としてできる傷という名詞を表す場合 (2) があるのです。

このような二つの用法をもつ動詞として、ほかにbruise(打撲傷をつける/打撲)、scratch(ひっかき傷をつくる/ひっかき傷)、sprain(捻挫する/捻挫)などがあります。

というわけで、(1) と (2) は以下のような日本語に直すことができます。

(1) ガラスの破片で指を切った
(2) 彼の手の切り傷はとても深い。

なお、(1) は『ウィズダム和英辞典』から、(2) は『ウィズダム英和辞典』から取っています。(3) は小西友七編『英語基本動詞辞典』から。『英語基本動詞辞典』は英語の動詞を研究する際には重宝します。

英語基本動詞辞典 (1980年) -
小西友七編『英語基本動詞辞典』(研究社)
ラベル:英語 語学
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2016年08月31日

夏期講座参加

今月は、日本言語学会の夏期講座に参加してきました。日本言語学会は年2回全国大会を行うだけでなく、2年に1回夏期講座というのもやっています。一種の集中講義のようなものですね。最大で4種類の講義を受けることができ、自分が所属する大学では受けることができないような講義に出たり、自分が普段から勉強している分野の理解をさらに深めたりすることができます。秋の学期が始まるのがすぐだったこともあり少し忙しかったので今回は3種類の講義に出たのですが、どれも興味深く、よい刺激になりました。

そして、日本全国から受講生が来ているので、いろいろな出会いがあることも魅力です。自分の場合、4年前に行われた夏期講座にも出ているのですが、そのときに知り合った人とその後いっしょに勉強会をするようになったりしているので、こういう出会いって大事ですね。今回も今後につながる交流のきっかけができてよかったなと思っています。

夏期講座はまた2年後に行われるとのことですが、そのときもまた参加できるといいなと思います。
ラベル:日記
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2016年07月31日

3度目のイギリス

7月はイギリスで行われた学会に参加してきました。今年は何らかの形で海外の学会で発表しようと思っていて、ブラジルだったりポーランドだったりで行われる学会も候補として考えていたんですが、英語圏に行きたい、特にすでに2回行ったことのあるイギリスにまた行きたいなという思いもあり、イギリスの学会に申し込んだのでした。発表はそれなりにちゃんとできたのではないかなと思いますし、観光も少しはできました。何より、病気とか盗難とかのトラブルがなく帰ってこれてよかったです。昨年はフライトキャンセルなどいろいろとあったので、何もなく帰国できるのが一番だなとホッとしました。
ラベル:日記
posted by ダイスケ at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々の出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月30日

授業のはじめに文法・語法の確認

大学で英語を教えて3年目です。うまくできていないなと反省することも多いですが、できる範囲で工夫を取り入れていと思っています。

自分の場合、教科書を使用しないでウェブ上の動画や音声を教材にしているのですが、最近は授業のはじめに文法や語法を確認する問題を取り入れることにしました。そこで確認した文法事項や語句がその後の教材に出てくるような構成にしています。文法・語法の問題だけやると、ただ覚えるだけという気持ちになっていまうかもしれませんし、かといってリスニングに集中するとそこで出てきた表現はさらっと確認して終わりになったりする可能性もありますし、あまり内容理解の最中に細かい文法・語法の説明を聞く気にならないかもしれないと思ったので。最初に文法・語法問題をやると、その回でここは押さえておかないといけない箇所だと集中しやすいかなと考えました。

教材の中からどの部分を文法・語法問題として取り出すか、そしてそれをどう説明するかという部分は、自分が学んできた言語学・英語学が生きているなと思います。自分にとっては英語を学ぶこと、教えること、そして言語学の3つが有機的に結びついているなと感じました。場合によっては、授業で話したことをもとにブログの記事を書いてもいいんじゃないかなと思ったので、近いうちに何か書くかもしれません。
ラベル:英語教育
posted by ダイスケ at 17:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 学習・教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする